「新潟モノ物語」は、新潟で生まれる「モノ」のストーリーを伝えるWEBメディアです。
2010年代に入るころから、地方創生や地域活性化の革新的な取り組みが日本各地で起こり、これまで注目されていなかった地域が脚光を浴びるようになってきました。
また、WEBの進化により、様々な地域産品がインターネットを通して販売されるなど、流通のチャネルも広がっています。
この流れにより、これまで知られていなかった地域や、小規模な企業・個人の生産したものが、広く認知・流通され、生産者・生活者の新たなマッチングにつながっています。
ただ、一方では、その生産者やその土地の固有の価値がしっかりと伝えられているかというと、私はまだまだ発展途上だと考えています。
いかに、情報やモノの流通が効率化されても、本質的な価値やストーリーを的確に伝えられなければ、私は生産者と生活者の真のマッチングは得られないと考えています。
日本で5番目に広い面積を誇る新潟県には、独自の文化や風土を持った地域が数多くあります。
それぞれの土地で、生産者たちが生み出しているユニークなモノの意味や価値を、全国(ひいては全世界)の生活者に伝えることこそが、これからの地方の生産者に求められていることだと考えています。
2015年秋にスタートしたこのプロジェクトの目的は、新潟県内で生まれているモノのストーリーを可視化することにあります。
取材を通して、どれだけのモノやヒト、バショと出会えるのかをとても楽しみにしています。
そして、たくさんのユニークなストーリーを伝えていきたいと思います。